
土用とは? 冬土用の養生の仕方
冬から春へ
季節の変わりめ、移行の時期を【土用】と言います。正式には立春・立夏・立秋・立冬
の直前約18日間ずつあります。
【土用丑の日ウナギの日】とういう言葉は、平賀源内が日本で初めて作ったキャッチコピーとして生活の中に溶け込んでいますよね。
■ 土用とは?
陰陽五行説(東洋思想の木・火・土・金・水).に由来する暦の雑節であり、1年のうち不連続な4つの期間です。
陰陽五行説とは中国が発祥の自然哲学の思想で、万物は火、水、木、金、土の5つから成るという考え方です。
季節においても例外ではなく、5つに分けたいところなのですが、四季はその名の通り4つしかありませんよね。
そこで、春は木、夏は火、秋は金、冬は水を割り当てた上で、土用はそれぞれの季節の前に置きました。
日付の割り当て方は、一年(365日)を四季で割ると一つの季節が約91日となります。
一方で一年を5で割ると一つの季節は約73日、91日から73日を引くと18日となり、土用は各季節に18日間(正確には18~19日間)となります。
一般的に土用の時期は、土の神様の土公伸様が土中にお戻りになり、休んでいらっしゃるので農事・土いじり・地鎮祭・木の伐採などはしないようにと言われています。
ですが18日間は長いので、土いじり他がOKな間日があります。
五行で言いますと、土用は字のごとく土を表します。
■ 土 が表すもの
土は、物を変化させる所であります。
人は亡くなって土にかえると言われます。 そして新しい命へと変化する。
木の葉は土に枯れ落ち土の中で分解されて腐葉土となり、新しい命の栄養となります。
土の中で種から芽が出てくる。 つまり土の中は微生物が沢山存在しており、物を変化させる働きがあるのです。
人体で土に相当するのは、食べた物を変化させる消化器なのです。
冬から春の間の冬土用は、2022年は1月17日から2月3日となります。
この時期は、人体の土に相当する胃腸に負担が来やすい時期となります。
■ 出やすい症状
① 食べても食べてもまだ食べたい。
② 胃がむかむかする。
③ 消化不良気味。
➃お腹が痛い 等
■ 不調を感じたら、
① 小食にする。
② 味の濃い物を避ける。
③ 冷たい物をさけ、暖かい飲み物・食べ物を摂るようにする。
➃ 胃の不調を整えるツボである 足の三里・耳つぼのマッサージをする。
等をしてみて下さい。
そして土用の時期は、何か新しいことを始めるよりも、何もせずにのんびり過ごすのがよいと言われています。
冬土用はちょうど寒さが底となる時期のため、風邪・インフルエンザを始めコロナや感染症をもらいやすくなることから、自宅で温かくしてリラックスをして過ごすのがよいでしょう。
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