
冬の養生法
生体リズムとは具体的に何がと言いますと、
私たちを取り巻く外界
そしてそれある周期性を有しています。
その中で生きていく動物たちはその変化に対応してきています。
生体リズムとはその生体内の外界との同調による(周期的変化)を
その生物の種は維持できません。
つまり哺乳類は周期的な気候変化に対応して、生体内を周期的に変
例えば犬は夏から秋にかけて、毛を抜け変えて冬の寒さに備えてい
こう考えますと冬の哺乳類たちが行う「冬眠生活」も生体リズムと言う
冬眠とは、動物が冬場の低温の時期になって食べ物が得られず、
活動を休止して体
自然界は冬枯れ季節となり、食べ物が少なくなり気温は低下します
この時期に生き抜くために、寒さを防ぐために穴掘りをし、体を横
これが何万という年と時間の中で、冬場の哺乳類が獲得した「生体のリ
当然人類にも備わっている、「生体リズム」でもあります。
しかし人類は火を使い、食物を生産貯蔵し、衣服を身に付け、家を作
そして冬眠という「生体のリズム」をなくしてしまったのです。
しかしこれはせいぜい1万年位の歴史であり、何万年もかかって獲
冬眠しなくなった人類は、何万年もかかって獲得した生体のリズム
これが人類に半病人的が多くなる原因の1つであるかのように、思わ
そこで私たち人間はこの冬の時期はどのような生活をするべきなの
中医学の素問という古典の書物に冬の養生法が記されています。
それによると冬の3カ月間は万物の生活機能は潜伏閉蔵する季節で
この時期には体を動かして大汗をかくようなことはしてはいけませ
心静かに寒さを避け、小食を心掛け体を暖かく保ち、早く眠り十分に睡眠をとる
これに反すると来春になって「のぼせ症状」起こすことになると説いて
まさに古代人の知恵なのです。
しかし我々の冬の過ごし方はいかがでしょうか?
クリスマス忘年会・新年会と夜更かしをし、大騒ぎをし、たらふく
スキー・スケートなどで大汗をかき・・・と、これはまるで冬の養生
これでは古典の記述通り、春になって「のぼせ症状」に代表される、めま
また現在では冬の養生不足による免疫力の低下から、花粉症を引き
これは自然との調和的な生き方を無視した当然の報いと言えるもの
冬の養生を忘れた現代人には、心地よい春は永遠に訪れないのではな
植物は種となり、ジッーと地中にてエネルギーを貯め、暖かい芽吹
私達人間は、同じようには行きませんが
消化器の働かない時期。
消化器に負担がかからないように少食にすること。
そして睡眠あるのみ。
この3点が特に重要なポイントとなります。
意識をして生活をしてみてみて下さい!
![]() |
返信転送
|