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良い姿勢・美しい姿勢

健康体である美しい体とはどのような姿勢のことを言うのでしょうか?

まず一言で言うと砂時計のような体型。

どういう体型かといいますと、肋骨が上がっていて骨盤が下がり、肋骨と骨盤との隙間がしっかりと空いている姿勢です。

コカコーラの瓶はこの女性のボンキュボンの体系をイメージして作られたそうですね。

肋骨が上に引き上がっていると言う事は、心臓や肺の機能がしっかりとしていて呼吸器が強い証拠です。

肋骨が上がると肩や首の凝りが無くなります。

そして骨盤が下がると足腰の痛みが取れてきます。

若い人は体格が良くてもウェストがしっかりとくびれれていますが、
加齢とともに身体はスマートでも、骨盤と肋骨の間が縮まって体が四角い体になってきます。

これは何を意味するかと言うと、私たちの内臓は空間にぶら下がっているような状態なので、

加齢と共に上に引き上げる力が弱くなり、重力に逆らえなくなり下に下がると言う現象が起きてきます。

悲しいかな・・顔も、おっぱいも、お尻も・・・・ですね。
つり目のおばあちゃん・ ヒップアップしてるおばあちゃんは居ませんね(笑)

それにより内臓が下垂し働きが低下し、下に圧がかかるので女性の場合は子宮、膀胱。
男性の場合は前立腺などに障害が出やすくなってします。

なので肋骨と骨盤の間がしっかりと空間があり、ウェストがくびれている。

この体型であれば、内臓の位置がしっかりと正しいおさまった良い姿勢の状態といえます。

身体を横から見てみましょう。

骨盤の角度は、仰向けに寝て腰の下に手がうっすら入る位。

または壁を背にして立った時に、腰のカーブに少し手が入る位の隙間があるのが理想です。

専門用語で言うと、腰仙角度と言う腰椎と骨盤の間の角度が、35度位が理想と言われています。

この角度が大きくなると出尻鳩胸なってきますし、
この角度がもっと少なくなってくると、体が鉛筆上になった老人体型になっていってしまいます。

横から見た時に、私はいつも腕の位置を確認します。

腕が肩からストーンと股関節の横に落ちている。
これが理想の姿勢となってきます。

例えば膝が曲がっていたり、骨盤が下がり背中が丸くなっていると自然と腕は前に出てきます。

また骨盤が極度に下がって緩んでくると、今度は逆に手を後ろに持っていってバランスを取ろうとします。

お年寄りが、足が前に出ないので腰を前に出して歩き、腕を体の後ろで振りながら歩くと言う姿ですね。

この腕と言うのは私たちの、身体のバランスを取るためにあるので、
腕の位置がきちんと肩から股関節の横にストンと落ちている場合には、体の中の横のラインの崩れが少ないと言えます。

あとポイントは頭の位置です。頭が肩のラインからまっすぐ上に乗っていることです。

背中が丸くなり、
腕が前に出てくると当然首は亀のように前に出てきます。

又、足の重心が後ろに傾いてくると、バランスを取るために最終的に首を前に出してバランスを取るということが起きてきます。

首が前に傾いて来たらどういうことが起きてくるでしょうか?

実は頭がまっすぐに乗っていないと、脳に行く血液の流れが大変悪くなります。

ですので1番多い症状は、血圧が高くなると言うことです。

血圧が高いからといってお薬をいつも飲んでいても、首の位置がまっすぐになっていなければ、
ホースの水が流れないのと同じように、脳に行く血液の流れも障害が出て来るので、、
ずっーと薬を飲まないと血圧が下がらないと言うことが起きてきます。

同じように「脳卒中」「脳梗塞」など脳の血管に障害が現れることがあります。

これらは脳の血管の疲労や老化と言う、血管の寿命です。

もろくなった血管が高血圧などによる圧迫に耐えきれなかった場合に、破れて出血してしまうのです。

脳梗塞の大きな原因は、老廃物などが脳の血管の中に溜まり詰まってしまうことです。

脳出血や脳卒中になる原因の一つの高血圧。

高血圧は脳が血液を必要とするために起こります。

脳が酸素や栄養補助する時や、不要になった老廃物を排泄するときに多くの血液を必要とします。

その結果、体が血圧を上げてポンプの力で血流を良くしようとする状態が高血圧です。
十分な血液が届いていないために、高血圧と言う症状を起こすのです。

脳への血液は首を通りますので首のコリや首の位置が
大いに関係してきます。

頭とはとても重たいものですね。

ですので頭の位置が前に傾いてくると、それだけ首の筋肉はいつもとても疲労に侵されている状態になってきます。

様々な病気の原因はこのような、身体=内臓の入れ物の異常が原因であることが沢山あります。

また足からの重心のバランスを見てみましょう

健康体は足の拇趾球から内くるぶし下に重心がかかった状態であれば、骨盤に力が入り下腹の丹田にも力が入り、重心も安定することができるのです。

もしも、踵や足の小指側に重心がかかっていたとしたら、
常に膝が外に開いてO脚になってきたり、骨盤が緩んで下がってきたりという症状が起きてきます。

足の内踝から拇趾球に力が入り、膝の裏が伸び腰仙角が35度位になり下腹に力が入り

肋骨が上にすっと持ち上がって頭が背骨からまっすぐに上った位置にあり、

腕が肩からストーンと股関節の横の位置に落ちるような姿勢。

この姿勢が健康体の第一歩となってきます。

健美操の中ではこの姿勢作りをきちんと行っています。

靴を履いた運動では足の裏の細かな骨の動きが出来ません。

靴を履かずに足の裏で自分の体重をしっかりと察知しながら体を動かしていくと言うことをして行きます。

家の中でもたまには足の指を開いてみたり握って
(グーパー)

みたり、そして重心が自分のどこにかかっているのか、ちょっと意識して立ってみてください。

体の観察をし、

自分で自分の体を作って行きましょう!