
陰陽学説
陰陽学説とは、宇宙間一切の事物全てが、陰と陽の関係にある。というものです。
陰陽は、対立しながらも全体として、統一の関係にあるのです。
これが太極。
右左という相反するものが、横の線をつくり
上下という相反するものが、縦の線をつくる。
男と女で、人間社会をつくり
昼と夜があって、1日を作ります。
軽い、明るい、早い、熱いは陽
重い、暗い、遅い、冷たいは陰。
あらゆる事物が陰陽関係にあるという事から、人体の部位、組織、生理活動なども当てはまります。
陰陽って、二つに分かれているように思われがちですが、
実は、陰の中にも陽があり、陽の中にも陰陽 があるんです!
例えば、女の子がいます。
女は陰。 大人子どもでみたら、子どもは陽。
でも、親子関係で見たら、親は陽で子どもは陰。
横線を半分にして、右は陰。左は陽。
でも、右半分を又半分にすると右と左があるわけで、、
つまり、陰の中に陰陽あり。 陽の中に陰陽あり。 なんですね。
そして光と闇のように、、
光は闇があるから輝ける。
陰と陽はお互いを引き出しあう関係でもあり
陰極まれば陽となる。
陰が最高になってこれ以上強くなれなくなると、陽に転化してゆく。陰と陽は循環してゆく。という考え方。
全ての物にあてはまり、色々な考え方にも適応されますよね。
一つの物を、色々な角度から見てゆくと
陰でもあり陽にも変化する。
でも、それはまるまる、丸ごと一つが原点です。
人体で言うなら
四つん這いになって、太陽が当たる部分が陽。
お腹など、当たらない部分は陰。
生活の中で日焼けする部分が陽。日焼けしない部分が陰。
五臓て言うなら
陰は 肝で 陽は胆嚢
陰は 心 で陽は小腸
陰は 脾 で陽は胃
陰は 肺 で陽は大腸
陰は 腎 で陽は膀胱
これら全ての陰陽のバランスが保たれている事が、健康の条件になってゆくのです。
陰は、形がある臓の臓器。
陽は、上から下に管のように、流れる臓器。
これか仲良し。
陰陽どちらが偉いの?と考えた事があります。
陰主 陽従という言葉があるんですよ。
内臓はまさに、陰が主ですね。
家庭内も、陰の奥様に陽の旦那さんが従うのが、うまく行く秘訣がも、、です。
奥様→奥は上座ですよ、ね!
奥様の事を、かみさん→神さんと言います。
女性は陰で、奥でしっかりと神さまのように陽の旦那様に大切にされるのが良し、と
なりますね^_^
身体で、陽の部分は強い刺激に耐えられ、陰の部分は、弱い刺激でとなります。
背中(陽)はトントン叩いて気持ちよくても、お腹(陰)に、同じバンバンをしたら
痛い、、ですよね、、、
陽はトントン。陰は撫で撫でです。
全てはバランス。
陰があるから陽が引き立つ。
陽があるから陰が存在する。
世の中
陰の女だけの世の中のなった場合を想像してみましょう。
又は、陽だけの男だけの世の中を想像してみましょう。
気持ち悪いだけでなく、女だけの嫌らしい部分が出てきますようね。
高校時代、私は共学でしたが、友人の誘いで女子高校の文化祭に行きましたが・・・・
見てはいけない物を見たような気持ちでした。
男子がいたら・・絶対にやらない行為を女だけなので、恥じらいもなく・・・とビックリしたものでした。
やはり、自然界は陰陽があり、統一された物が出来上がってくるのですね。