
突然の寒さ到来
急に寒さがやってきました。
秋の爽やかな日が続いていたかと思ったら、前触れもなく、、突然現れた寒さ
このように急な気温の変化が起きてくると、私たちの体の中でどこが1番負担が来ると思いますか?
実は体の中を調整していく自律神経がバランスを崩しやすくなってくるのです。
暖かいのか
暑いのか
蒸し暑いのか
涼しいのか
寒いのか
それによって私たちの体は毛穴が開いたり毛穴を閉じたり
体温を上げようと体がしまったり
または体温を下げようと体が開いたり
色々な機能が私たちの知らないところで働いてくれています。
急な寒さがやってくると、
私たちの体は体温を逃がさないようにぎゅっと閉まります。
自律神経の交感神経が優位になってきます。
それにより血管が収縮し、
急遽血圧が高くなるということが起きてきます。
通常より、血圧が高めになりがちな方は
首の張りや背中の張り凝り感によく注意をしておいてください。
そして寒さに弱い方敏感な方は
必ず体の中で首とつく部分は絶対に冷やさないようにしてください。
手首、足首、首
この3箇所は大切にしてください。
そして肘と下腹部と腰・仙骨。
この部分を温めるだけで体感温度が変わってきます。
肘は体温保持に大切な所です。
お正月の名物
箱根の駅伝。選手達は肘にサポーターをしていますね。
寒い箱根の山で体温が下がらないようにするためになのです。
お風呂に入れないような時は、肘を洗面器のお湯につけるだけでも体はとても温まります。
足首にはレッグウォーマーをつけると良いですね。
内踝の周りには体の精・エネルギーを貯蔵すると腎臓のツボがあります。
外踝には、体から水分を出す膀胱のツボがあります。
足首が冷えると腎臓膀胱。
体のエネルギーを保ったり水分を調整するツボや経絡に刺激が入ります。
冷えが入ると、体内の水は冷えに繋がるので排泄しようとトイレが近くなります。
体温が下がるのを防ぐために、体内から水分を出すのです。
そして、よく映画などで
オシッコをした後に、ブルブル~と震えるシーンがありますね。
あれは、下がった体温を上げようとする身体の反応のしぐさなのです。
身体の防衛反応ですね。
首から肩甲骨の間にかけては、風門 というツボがあり、風が体にはいるよー
というツボがあります。
風が体に入らないように、首は温め肩背部は塞いでおいた方がよいですね。
手首も冷やさないでください。
私は、100円均一の日焼け止めのロング手袋をお勧めしています。
肘からピタッと手の甲まで覆われます。
夜中に寝ていてパジャマがめくれると、いくらダウンをかけて寝ていても、冷えを感じますね。
そんな時に、肘から手の甲までがカバーされると、安心して寝ていられます。
薄くて、ぴたっとするので、最適です。
あと温めてほしい所は
下腹部のある、エネルギーの溜まる丹田。
そして関元という身体の熱源といわれるツボ。
臍の裏側には命の火と言われる、命門のツボ。
あと仙骨。
仙骨には、婦人科系に関係した神経が束になって出ている所です。
別名、仙人=神様の骨と言われている所です。
身体の中でも、不思議なパワーが沢山ある部分です。
寒いから、、と沢山着込むのではなく、ポイントをおさえて効率よく身体を温めてください。
かつて女子高校生が毛糸のパンツをはいてレッグウォーマーをつけて、短いスカートで太ももを出し自転車をこいでいた姿はまさに
ポイント・ツボを押さえていましたね~(最近は見かけないですね・・・)
沢山着込むと、肩こりの原因にもなりますね。
男性の冷え性が最近は増えて来ているようですが、筋肉の少ない女性は冷えが万病の元となってきています。
筋肉は、熱を発生させる場所。
筋肉をしっかりと刺激して、寒さに強い身体づくり
体温をあげられるようにして行きましょう!
秋から始める、寒さに強い身体作り。
早くから始めた者勝ちですね!