
太陽の力
公園などでは赤ちゃんからお年寄りまで「ひなたぼっこ」をしている人が沢山。
秋になり太陽の光がとても有難いなぁと思う時期になってきました。
ポカポカと体を温めてくれる太陽の光には、心身の不調を吹き飛ばしてくれる大自然のエネルギーが沢山詰まっています。
生物が生きるためには、光と水と空気の最低限3つの条件が必要です。
水と空気に関しては多くの人が意識をしていて、
水はミネラルウォーター、空気に関しては空気清浄機といった具合に非常に気を使っていますが、
太陽の光にはあまり気を使ってはいません。
人間も自然界の1部分である限り、この条件をきちんと満たすことが健康への第一歩と言うことになります。
太陽のエネルギー。その偉大なるパワーの大きさ。
あらゆる生命の源とも言えます。
自然界は、ただただ無償でエネルギーをくださっている。
本当に有難い限りです。
お天道様に恥ずかしくないように・・・・昔の方は、お天道様・太陽は、生き方の道しるべでしたね。
裏切ることなく、夜の次には必ず朝が来る。
雨が続き、太陽が見れないだけで気分や体内エネルギーが落ちることを感じる私です。
気持ちが沈みがちだったり、体の調子がすぐれないときには、
生活の中で自分が太陽の光を浴びているかどうかを、一度確認してみて下さい。
自然の中にある健康の源を最大限に利用する「ひなたぼっこ健康法」を、お時間があったらやってみてください。
都会でも会社のお昼休みに昼食を兼ねて公園のベンチで、ぼーっとしてる人をたくさん見かけます。
このありふれた「ひなたぼっこ」の効果は、心にも良い影響を与え慢性の病気を改善してくれる効果があります.
太陽の光に当たると言う事を、昔は当たり前にやっていたことですが、コロナが始まって外出がなかなか出来ない。
屋内での生活が当たり前になってきて今では気軽にできなくなってしまっています。
太陽・日光の紫外線には、肌に含まれているエルゴステロールをビタミンDに変化させ、
カルシウムやリンの同化作用を強めて骨の発育を促し、くる病を予防すると言う効果があります。
少しの時間でも「ひなたぼっこ」をするかしないかで、健康状態には歴然とした差が出ています。
体の冷えには、太陽の光が大変有効です。
夏でも手足が冷えるという方。クーラーの入りすぎで、身体の中も外も冷え切っている。という方が沢山いらっしゃいます。
そういう方は特に大自然のエネルギーである太陽の光に当たるようにしてください。
日光浴と言うものではなく、「ひなたぼっこ」と言う感じで太陽の光に当たるのが良いです。
太陽の光をガンガンと受けることは肌には刺激が強すぎますし、紫外線の害も心配になります。
あくまでも肌を焼くと言う感じではなく、「ひなたぼっこ」の感覚で太陽の光に当たるのが体にも心にもちょうど良いです。
現代の生活環境は、特に体が冷えやすいようになっています。
夏秋に関係なく首や肩や背中が開いたようなファッションをしたり
夏はクーラーで体の中と外から大変冷やす。
一年中飲食物は、冷蔵庫から取り出すものばかり・・ですし・・。
特に女性にとって体を冷やすと言う事は、体に不調をもたらす原因となります。
ですからこのような生活環境から、来る冬に対抗するためにも日光浴や入浴を意識的に行う事をおすすめ致します。
太陽の光には気のエネルギーがいっぱい含まれています。
がんの患者さんの中には痛みやその他の症状を和らげるために、気功等をする人がいます
が、体を動かすのがしんどくて出来ないと言う人。
そのような方は「ひなたぼっこ」をすることが良いですね。
日光に当たるだけでも自然のそのパワーをもらうことができからです。
実際曇りの日や雨の日が続くと、気持ちもなんとなく落ち込んでしまいます。
梅雨時期には持病の症状が現れると言う人も少なくはありません。
太陽の光には精神的に良い影響を与えてくれます。
例えば日光浴はうつ病の時にも良い効果をもたらします。
うつ病の人は日々隔絶間や孤独感に悩まされており、そんな時「ひなたぼっこ」をすると
少しでも気分が晴れてきます。太陽の力ですね!
日光に当たらない生活習慣の積み重ねによって、精神が不安定になってしまうということがあるからです。
特に朝、昇る日の光太陽を浴びることによって、体の中にはセロトニンと言うやる気ホルモンが出てきます。
なので犯罪を犯した囚人が朝早く起きて、規則正しい生活をすることによって
精神的にも正しい生き方が自然と出来るようになるのです。
1日長時間オフィスにこもって休みなく仕事していて、それが引き金になって「うつ病」になってしまうと言う人も沢山います。
最初は心因的なものかと考えてカウンセリングを中心にされていた先生が、太陽浴びることにより症状はほとんど
改善したと言うデータもあります。
ではどのようにあたるのが良いか?
太陽の光の当たり方は、いつでもどこでもちょこっとだけでも良いのです。
夏の暑い日差しが過ぎた秋から冬は、日当たりの良い所を歩く。または電車の中でも少し太陽の陽が当たるところに座ってみる。
それだけでも太陽のエネルギーはもらえます。
またお腹の冷えや肩こりなど、何か症状のある方はその部分に黒い布をあてて光を集め。光を吸収させ
患部を集中的に温めるとことにより、血行良くすることが出来ます。
更年期障害等で顔が火照ると言う方は、
上半身は日陰に置き下半身のみ体を太陽にあてるようにしてみましょう。
また日光アレルギーの方やアトピーなどで、日光にさらされるとかえって症状がひどくなってしまう方もいます。
そうした場合には直射日光を避け日陰で光を感じる程度にしましょう。
例えば日陰でも人工の光と違って自然の光の中には生のエネルギーが存在しています。
日陰で直接風に当たる状態だけでも十分な効果を期待できます。
但しいくら太陽の光にエネルギーがたくさん含まれているといっても、
当たりすぎにはやはり体によくありません。
あたり過ぎれば身体はだるくなり、返って疲れてしまいます。
場合によっては日射病にもなりかねません。
皮膚の焼きすぎれば皮膚がんを引き起こす原因にもなってしまいます。
なので当たりすぎには注意をしながら、気持ちがいいなぁ~と思うような「ひなたぼっこ」を楽しんでください。